出戻り

今週になって急激に気温低下

土日はさらに冷え込むようで一時的に雪なんて予報もあったり

身体がついていけるか心配です

さて

日本のプロ野球からＭＬＢをめざしている選手がいることは先日もこちらで書きましたが
一方ではＭＬＢから日本へ戻ってくる選手もいます

以前はいったんアメリカへ渡ればそこで選手生活を終える選手がほとんどですが
近年ではなかなか思うようなプレーができずに再び日本でプレーするために戻ってくる選手が増えています

今回はかつてボストン・レッドソックスでワールドシリーズ制覇に貢献した松坂大輔投手

そしてオークランド・アスレティックスへ入団したものの一度もメジャーでプレーすることのなかった中島裕之選手

この２選手が日本のチームに入団することが決まりました

松坂投手は
入団２年目までは活躍したもののその後はケガもあって出場すらままならない状態になりニューヨーク・メッツに移籍
ここでもなかなかメジャーのマウンドに立てず
ようやくメジャーにと思いきやリリーフでの起用

望んでいる先発での登板がかなう見込みがないと判断したのでしょう

中島選手は
入団直後のキャンプからまったく調子が上がらずメジャー枠に登録されず
そのまま２年間一度も登録されることはありませんでした

そして
松坂投手はソフトバンク・ホークス
中島選手はオリックス・バファローズ
へそれぞれ入団することになりました

両選手とも日本であれば望むスタイルでプレーできること
契約したチームも目玉選手としての期待ができること

お互いの思惑が一致してでの合意だったのでしょう

でも

戻ってきて即活躍できる保証はどこにもありません

両選手がプレーしていた頃と今の日本プロ野球は変化しています

これまでに「出戻って」きて
ＭＬＢ移籍前と同等のプレーができている選手は皆無です

年齢的なものもあるでしょうが
いったん違う環境でプレーしていた感覚はなかなか元には戻らないでしょうし

まったく違う環境でプライドかなぐり捨てて新たに挑むくらいの気持ちがないと
いわゆる「客寄せパンダ」になってしまいます
いや、客寄せパンダにもならないかもしれません

両選手に限ったことではありませんが
期待を込めてもう一度花を咲かせてほしいと言いたいです

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