長尺パター固定の禁止

英国ゴルフ協会（R＆A)米国ゴルフ協会（USGA）は
中長尺パターを身体の一部に固定してストロークする
「アンカーリング」
を２０１６年から禁止するという声明を出しました

以前から議論はされていたようですが、とうとう規制がかかることになります

腰に負担がかからないこともあってシニア選手がよく使用していたのが
現在では若手、中堅選手たちも使用するようになり
最近ではマスターズで優勝したアダム・スコット選手も使用しています

今回の規制ではパターそのものを禁止するのではなく
打ち方を禁止するというものです

本来のゴルフスイングに反するということで
例えばアゴや胸、腹といった身体の一部に触れて固定させるのがそうです

でも
中長尺パターは、固定させないとスイングがかえって難しくなってしまうんじゃないでしょうか

結果的に中長尺パター自体使えなくなるような気がします

ボクは実際使ったことはないので、どれくらいの効果があるのかわかりませんが
アメリカツアーのパットランキングトップ１０に長尺パターを使ってる選手が見当たらないし
少なくとも数字に見える部分で効果が出てるとは思えません

最近のメジャー大会で使用選手が立て続けに優勝してるという実績はありますが
たまたまのような気もしますし

パットを規制する前に
飛距離に影響するクラブやボールの規制をして
やたらコースの距離が長くなって
技術よりもパワーが重要視されるゴルフを見直してくれた方が良いと思います

プロの試合で一番楽しみにしてるのが選手たちの技術です

ロングホールで飛ばしに飛ばして、簡単に２オンしてイーグル、バーディー
なんて、あまり面白くありません

どんなスポーツでもそうですが
ルールを変えるのって、そう簡単にできるものじゃありませんが
ファンあってのものなので、観てて楽しくなるような形にしていってほしいですね

タグ：英国ゴルフ協会 r&a 米国ゴルフ協会 USGA アンカーリング 長尺パター ゴルフ マスターズ アダム・スコット スイング パター 規制 禁止 技術 パワー ルール

コメント 3

同感です。
私も使ったことは無いですが、これで無くなってしまうのでしょうね。
by コンブ (2013-05-24 09:04) 

見ていてもあんまり使い勝手がよくないようですけど・・・
優勝したりする選手が増えると、ルール改正、他のスポーツにも言えることですね。
by okko (2013-05-24 15:08) 

コンブさん
おはようございます
仮になくなったとしても
また新たなスタイルのパターが出てくるかもしれません

okkoさん
おはようございます
優勝した選手がいるから、というのは後付けだと思うんですが、悪い流れにはなってほしくないです

by naokun (2013-05-26 06:42)