松山英樹 初優勝 [ゴルフ]

アメリカ男子プロゴルフツアーのメモリアルトーナメントで、日本の松山英樹選手がツアー初優勝を果たしました

青木功、丸山茂樹、今田竜二に次ぐ日本人四人目、そして最年少(22才)というおまけ付きです

東北福祉大学在学中の2011年はマスターズでローアマ獲得

その年の国内ツアーでアマチュアながら初優勝

2013年に大学生のままプロ転向し即3勝で賞金王

その年は全米オープンで10位、全英オープンで6位と日本人最高位の成績を残すなどしてアメリカツアーのシード権獲得

そして今シーズンは、序盤は左手を痛め試合に出られない時期があったものの、怪我が治ってからは徐々に調子を上げ最近は何度か優勝争いをするところまで来ていました

でも、まさかこんなに早く優勝できるとは

しかもメモリアルトーナメントはメジャートーナメントに次ぐほどのグレードの高い大会で世界ランキング上位のそうそうたるメンバーが出場しており、
その中での優勝ですから非常に価値のある1勝です

初日は21位でスタートし、2日目4位、3日目3位と順位を上げ最終日は最終組の一つ前で昨年のマスターズチャンピオンのアダム・スコット選手とのプレー

序盤はショットは良くなかったもののアプローチとパットでカバーしながらスコアを伸ばし一時は単独トップに立ちました

このままいけるかと思っていたら、16番パー3でティーショットを池に入れこのホールダブルボギー、17番でもボギーを叩き2位に後退

前週のトーナメントでもトップタイでスタートしながら最終日にスコアを落とし優勝を逃しただけに
今週もダメかと思いました

しかし

最終18番パー4でバーディーを取り再び首位に立ち、同じく首位でホールアウトしたケビン・ナ選手とのプレーオフに

1ホール目は18番

実は松山選手、この18番と相性がいいのか一番難易度の高いホールにもかかわらず4日間すべてバーディーを取っているのです

こうなると期待は高まるのですが

正規の最終ホールでティーショット後にドライバーを折ってしまっていたのです

普通なら動揺しそうですが、72ホール終了しスコアカード提出後

「折っちゃった」と笑いながら一言

22歳にしてこの余裕

この時点で、ひょっとしたらいけるかも、と

そしてプレーオフ1ホール目のティーショット

手にしたのは3番ウッド

折ったドライバーは交換できたのですが

あえて使い慣れたクラブを選択したのは、自信を持って打てると思ったからでしょう

やはり落ち着いてました

ティーショットは右サイドのバンカーに入りましたが、後に打ったケビン・ナ選手のショットは左サイドのクリークへ

松山選手の2打目は、今度は左サイドへ行ってしまったもののギャラリーの足に当たり比較的打ちやすい所にボールが残りました

そして3打目でグリーンに乗せ1パットでパー

ケビン・ナ選手は4オン1パットのボギー

プレーオフ1ホール目で決着しました


それにしても最後の最後まで落ち着いたプレーをしていた松山選手には感心しました

体格的にアメリカツアーの選手たちと遜色ないところまで鍛えていることもありますが

精神面でも強いものがあります

調子が悪くてもそれなりにできることをしていき

今回のようにハプニングが起きても動じることなく普段通りのプレーをしていける

大した22歳です

これでメジャートーナメントの優勝に一歩近づきましたが

これからも自分のペースを守っていいプレーを見せてほしいと思います





nice!(12)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

負けるな上級生大阪マラソンは ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。