勤続疲労？

MLBレンジャーズのダルビッシュ有投手が右肘側副靭帯部分断裂で手術を行い今シーズン絶望となりました

昨年ヤンキースの田中将大投手も同じケガをしましたが彼は手術を回避できリハビリにより今シーズン開幕から復帰します

そして今年日本球界に復帰しソフトバンクホークスに入団した松坂大輔投手もその一人です



力のある投手がケガで投げられなくなるのは相当辛いことだと思います

原因としては
MLBの使用球やマウンドの硬さが挙げられています

日本に比べ滑りやすいボール

それにマウンドの硬さや変化球の多投も加わり必要以上に力を使うことになり肘への負担がかなり大きかったんでしょう

でも

ケガをしているのは日本人投手だけではありません

アメリカの投手でも同じケガをしています

ですから一概にボールやマウンドのせいとは言えません

最近
ある記事を目にしました

かつてレッドソックスで活躍したペドロ・マルティネス元投手が
MLBで標準的になっている中四日の登板サイクルに関して発言をしていました

中四日でちゃんと投げられていた投手は薬物使用をしていたと

自身は薬物使用をしていなかったから堂々としていられるとも語っています

ダルビッシュ投手は昨年
中六日でないとなかなか疲労は抜けないという話をしていました

彼自身やはり不安を感じていたんでしょうね

残念ながらそれは現実のものとなってしまったわけですが
これを機にMLB各チームが登板間隔について見直しをすべきではないでしょうか

手術できるとはいえ
その前にケガをしないようにすることが大事です

偶然かもしれませんが
ダルビッシュ、田中、松坂とも高校時代甲子園で活躍した選手

かなりの球数を投げてますから
その頃からの「勤続疲労」が影響していることも否定できません

現在高校球界は試合日程の過密化を避けたり
延長回数削減のためのプレーオフ導入等の検討を進めていますが
いずれにしても一人の投手で戦っていく学校は多くその選手にかかる負担はさほど変わっていません

かといって、プロのように似通ったレベルの投手を複数そろえるのは簡単ではありません

どの学校も控え投手はいても主戦投手とのレベルの差が大きいケースが多いです

将来ケガで野球ができなくなる、なんてことがなくなるように

はたしてどんな方法がいいのか

タグ：レンジャーズ ひじ ヤンキース 田中将大 ダルビッシュ有 松坂大輔 手術 ＭＬＢ 登板間隔 高校 甲子園